熊本市保育園連盟　[熊本市　保育園　連盟　子育て支援]

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熊本市保育園連盟は昭和24年に「乳幼児の健全な育成を図り、よりよい社会福祉の発展に寄与することを目的」として設立し、以来、その目的は今も受け継がれています。平成24年には一般社団法人へと移行をし、公益性を持った団体となり、会員の研修活動、福利厚生事業、広報誌の発行、人材確保、会員園の運営に関する総務活動、予算対策活動に取り組み、公益目的支出計画の実施事業として、立田山野外保育センター「雑草の森」で取り組む事業を実施事業として、一般の方々を対象とした事業に取り組んでいます。もちろんこの事業も連盟の目的である乳幼児の健全な育成とした設立時からの理念の基づく活動であり、多くの市民、特に乳幼児から保育園児はじめ、就学前の子どもたちや保護者、小学校低学年までの児童など四季折々多くの利用があります。これからも広く市民の皆様にも周知をし、活動を充実してまいりたいと思います。そして私たちは単なる経営主体の団体ではなく、設立以来、研修活動にも力を入れており、園長会における研修や、保育士会や給食部会、さらには各地区会にて研修活動を行うなど保育の質の向上に常に向き合い活動を行っています。これからも子どもたちの成長を支え、加盟園である熊本市内の認可保育所、認定こども園が協力をし、社会福祉の発展に寄与していく所存であります。結びにどうか皆様には「雑草の森」へ一度足をお運び頂きますようお願い申し上げご挨拶と致します。

理事長　上野　誠之

連盟のあゆみ

昭和24年4月1日	熊本市保育所連盟（市連）発足（公私立保育園12ヶ園） ◇研究、研修、福利厚生活動を主として行う
昭和36年12月11日	熊本市私立保育所連盟（熊保連）結成 ◇保育所運営について協議する場として設立
昭和43年3月	「熊保連」を解散し「市保連」に一本化
昭和48年4月26日	「社団法人熊本市保育園協会」法人認可取得 ◇経営、貸付、予算対策活動を主として行う。
昭和49年	熊本市保育所連盟事務所を福祉会館内へ移転
昭和50年3月　末日	市連は保育内容の研修・研究の機関として公私立同じ土俵にあがれるように組織を整理したが残念ながら公立保育所全園退会となる。
平成元年4月1日	熊本市保育園協会と熊本市保育所連盟が一本化となり社団法人熊本市保育園連盟（市保連）として発足。事務所を県福祉会館より熊本市役所別館へ移転
平成11年4月1日	社団法人熊本市保育園連盟は熊本県保育協会・熊本県保育協議会より分離独立し社団法人日本保育協会・社団法人全国私立保育園連盟・社会福祉法人全国保育協議会の支部組織となる。
平成14年4月16日	立田山野外保育センター「雑草の森」オープン
平成24年4月1日	一般社団法人熊本市保育園連盟へ移行

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それぞれの委員会名をクリックして下さい。詳しい内容がご覧になれます。

組織図

活動内容・状況です。

総務委員会

　国は「こども未来戦略方針」のなかで、保育士の配置基準の改善や民間給与動向等を踏まえた保育士等の更なる処遇改善など様々な施策が、今後３年間で集中的に取組みがなされますが、保育現場は多くの課題を抱えているため動向を注視しながら、委員会では、国の施策による法改正や規程の変更、労務関係の諸問題について迅速に対応してまいります。また、昨年に引き続き給料表参考例の検討や適切な組織運営のために必要に応じて運営規則や規約の点検や見直しを行います。表彰に関しては、組織や保育に携わる功績を称えるため各表彰のご案内を随時配信し、下記表彰に対する推薦者の選出を行います。

＜事業＞

　1　組織に関する事

　2　労務に関する事

　3　加盟園運営に関する事

　4　研修に関する事

　5　表彰に関する事

人材委員会

　少子化や人材不足で運営そのものが厳しさを増す中、保育の魅力とやりがいを社会に発信し、連盟加盟園が一丸となって働く人材を確保し、保育の質を高めていくことはますます重要な課題となりました。

　高校生の保育士体験から養成校への進学、加盟園での実習、就職・再就職という道筋を、熊本市や養成校、関係機関との協同でなお一層強化していきたいと思います。

＜事業＞

　1　熊本市及び養成校との懇談会

　2　高校生のインターンシップ（保育士体験）受け入れ事業

　3　養成校1・2年生向けの実習ガイダンスと卒業年度学生向けの就職ガイダンス

　4　就職フェアによる保育従事者確保事業

　5　求人サイト『保育のなかま』やリーフレット、連盟紹介に関するツールの充実

　6　人材育成に関する研修（研修委員会との連携）

　7　人材確保及び採用等に関する調査等の実施

　8　熊本市及び熊本公共職業安定所や熊本県福祉人材・研修センターとの連携による保育士

　　等の就職及び再就職支援事業の実施

予算対策委員会

　令和元年度から懸念事項として記載してきた「保育者不足」がいよいよ深刻化し、定員設定等の各園の運営に影響を与える事案となってきました。この危機的な人材不足の中「幼稚園教諭免許と保育士資格の併用の特例措置」については、さらに５年間の延長が決定したものの、新たに「保育教諭資格の創設」も検討されはじめ、一方の免許状・資格証のみの保育者の離職も懸念されます。保育推進連盟を通して、改めて特例措置の延期の必要性を国へ訴えていかなければならないと考えます。

　令和６年度は「こども大綱」と「こども誰でも通園制度（仮称）」の２つの大きな仕組みが始動する年度となります。こども大綱と合わせて策定される「地方版こども計画」の内容を注視し、現行の保育に関連付ける際に生じる経費も想定する必要があります。「こども誰でも通園制度（仮称）」も、多くの課題が不明瞭なまま、令和８年度の全国自治体での本格実施に向け、熊本市でも令和６年度中の試行的事業着手を決めたところです。利用者の実態や園や保育士等への負担を含め、熊本市議会保育議員団と共に市の対応（政策）について意見交換を行ってまいります。

　これらの委員会活動については、会員の皆様からの意見収集が不可欠です。引き続きグループワークやアンケートへのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

＜事業＞

　1　会員への情報提供及び意見要望の収集（総務委員会、園長委員会と協同）

　2　各制度、各補助金に関する調査検証（調査広報委員会と協同）

　3　熊本市保育推進連盟との連携及び上部団体への保育関係予算・制度に向けた意見提案と

　　関係国会議員への要望陳情

　4　熊本市行政おおび市議会保育議員団との意見交換会の開催

　5　熊本市に対する保育関係予算要望書の作成と協議及び市長陳情

調査広報委員会

　連盟の活動や保育に関する情報を随時内外に発信するとともに、他委員会と連携しながら、加盟園のニーズや正確なデータ収集のために必要な調査活動を行います。

　「市保連だより」では、保育者や保育施設等の魅力を感じてもらえることができるような内容に努め、連盟活動の周知、保育の情報発信を行います。

　また、ホームページについては、会員に必要な情報がタイムリーに伝えられるように更新を行います。

　その他、インターネット関連事業につきましても、利用しやすい内容となるように検討や見直し、管理を行ってまいります。

＜事業＞

　1　「市保連だより」の発行

　2　連盟ホームページの更新

　3　アンダンテの発行

　4　調査活動（他の委員会と連携）

　5　その他調査広報活動

研修委員会

　子ども・子育て支援新制度は、就学前のこどものみならず、結婚・妊娠・出産から始まり、虐待・障害児支援・いじめ対策等もその範囲となっていることから、私たちも今まで以上に非常に幅広い専門性が求められることとなります。また、「こども誰でも通園制度（仮称）」の検討や、４歳以上児の職員配置基準の見直し等、制度も大きく変化していきます。さらに、各園の運営の基盤である園児数に直結する、出生数の低下に歯止めがかからない少子化問題や、職員の人材不足も重なることから、保育者の資質の向上はもとより、管理職として運営面で様々な判断を迫られる場面が多くなっていく事は自明の理であります。

　以上のことから、職員の専門性の深化・向上につながる研修、並びに制度・社会情勢を背景とした管理職向けの研修を実施するとともに、多くの方にご参加いただけるように開催方法を工夫し、集合型やWEB型等での開催を随時検討してまいります。

＜事業＞

　1　保育研究大会の開催

　2　階層別研修会の開催

　3　管理・専門研修会の開催

　4　キャリアアップ研修会の開催

　5　他機関との連携による研修会の開催

　6　その他必要とする研修会

保育士会

＜テーマ＞

『こどもまんなか社会』～専門職として、ウェルビーイングを目指すとは～　　

＜主旨＞

　こども家庭庁が創設され、「こどもが幸せでいることが、すべての人のウェルビーイング（身体的・精神的・社会的に幸せな状態）につながる」と『こどもまんなか社会』の実現に向けて大きく動き始めました。

　これは保育者の使命である「こどもの育ちを守る」「保護者の仕事を支える」「子どもと子育てにやさしい社会をつくる」ことと大きくリンクします。保育者が、専門職としての知識や経験をもとに、こどもの思いや笑顔、育ちの姿、関わり方を保育者同士、保護者・養育者、子どもと関わる他の職種に伝えることが重要になっていきます。

　保育を取り巻く状況は非常に厳しいものがありますが、研修方法を工夫し、先ずは、子どもたちへの深い愛情や思いを大切に、日々の保育の喜びや気づきを連盟加盟園の保育者同士が相互に発信し、共有し、保育のなかまとして手を携え、笑顔で日常を過ごせるよう学びを進めてまいります。

＜事業＞

　1　階層別研修

　2　専門研修

　3　ブロック保育士会への協力

　4　役員会（年7回）

給食部会

＜テーマ＞

食を通して生きる力を育む　　

＜主旨＞

「食」に対する良い習慣は「からだ」のみならず「豊かなこころ」の成長にも欠かせません。「食」は、人が生涯にわたって健康でいきいきとした生活をおくる基礎となります。

　近年、家族形態の変化により、栄養の偏り、朝食抜き、幼児期の肥満・痩身傾向の増加、「こ食」（孤食・個食・子食・固食・濃食・粉食）など、乳幼児の食に関する問題が深刻化しています。また、メディアによる様々な情報の氾濫などにより、食に対する価値観も変化し、生涯にわたる健康への影響が懸念されています。

　そのような中、園での給食や食への取り組みを行なうことによって、身体やこころの成長、将来の「食を営む力」を培っていくものと考えられます。

　当部会では、給食に携わる全ての職員が連携して、子どもを取り巻く食の課題について共有し、発達段階に沿った食育のあり方や保護者への発信等について学びを進めてまいります。　

＜事業＞

　1　食育実践研修会の開催

　2　ブロック給食部会への協力

　3　委員会の開催（年6回）

園長委員会

　保育施設における保育士等の人材不足や少子化の加速化に加え、国の子ども施策の推進により、園運営に関わる新たな問題も見えてきました。熊本市においても地域によって実情は多様であり、各ブロックにおける意見交換の場が非常に重要であると考えています。そしてそれらの意見を整理し、必要な意見は理事会を通して連盟全体の意識共有へとつなげるための体制づくりに取り組んでいきます。
　また、連盟の行事や催事等に対し、各委員会との連携を図りながら各園そして会員の方々の理解と協力を仰ぎ、連盟の組織力強化につなげるための細やかな対応や、保育士会・給食部会と各ブロック園長会との協力体制の構築を推進してまいります。
　併せてこれまでどおり、有益情報の迅速な発信や、行政機関及び各種団体の情報提供の場として定例園長会のスムーズな進行と円滑な運営を目指してまいります。

＜事業＞

　1　定例園長会の運営

　2　ブロック園長会及び各委員会との連携

　3　園長研修会の企画・運営

役員選任委員会

　連盟組織の見直しを踏まえ、役員選任のあり方について検討します。

＜事業＞

　委員会の開催

催事事業

　令和６年度は熊本市保育園連盟が創立されてちょうど75年、また、熊本市の中核市移行に伴い、熊本県保育協議会、熊本県保育協会から分離独立して25年の節目の年となります。連盟のこれまでの歩みを振り返り新たな一歩を踏み出すため、記念式典、講演会、祝賀会を実施いたします。

　立田山野外保育センターにおける「わんぱくまつり」は年々参加者が増え、すっかり定着してきました。自然の中での野外活動、県・市行政からは子育て、健康づくりに関する情報提供が行われ、保育士会からの様々なステージ発表、さらには加盟園の情報も市民の皆さまに発信してまいります。

　連盟会員の団結と親睦を目的とした連盟体育祭は、プログラム内容を精査し、参加者が安全に、かつ十分楽しめるよう企画、実施いたします。

　次年度の連盟催事は、多方面から事業内容を検討し、各事業がスムーズに実行できるよう努めてまいります。

＜事業＞

　1　保育研究大会

　2　連盟創立75周年、分離独立25周年記念事業

　3　わんぱくまつり

　4　連盟体育祭

　5　新年会

　6　その他催事に係る事業

立田山野外保育センター運営委員会

　立田山野外保育センター（雑草の森）は、児童に健全な遊びの場を提供し、豊かな情操や規範意識を図るという児童厚生施設の設置目的を踏まえ、「主に就学前の児童の心身の健康と豊かな個性を育む」ことを目的として、立田山の自然の中で子どもたちがのびのびと遊び、友だちや自然との触れ合いを通して、思いやりと人間的豊かさ、さらには活動を通じて、生きる力と知恵を持った「たくましい肥後っ子」を育てることを目指しています。

　令和６年度は、目標実現のため、立田山の豊かな自然の中に設置された立地的優位性を生かした活動プログラムの充実を図り、野外活動団体やボランティア等と連携・協力しながら取り組みます。

　また、開設から22年目を迎え、修理・修繕が必要な箇所も出てきており、計画的な施設整備に努め、利用者が安全で安心して利用できる施設管理を行ってまいります。

　さらに、インスタグラムや電子回覧板を利用して、雑草の森の活用方法を周知し、当施設のさらなる知名度アップを図ることで利用者・団体の利用促進に繋げたいと思います。

＜事業＞

　1　自主事業の実施

　2　会議の開催

　3　グッズの製作・販売

　4　広報活動の実施

　5　職員研修

女性部

　人格形成の基礎を築く乳幼児期に、保育者や子どもたちとの温かい触れ合いの中で自己の存在感や充実感を味わう事はとても大切な事です。

　そして私たち保育者は、子どもたちが自分の力で遊びや学びに取り組めるように環境を整え適切な援助ができる様に、質を高めていく必要があります。質を高める事は、保育者が自分の心持ちや価値観を知り、子ども主体となる教育・保育となる様に変容していく事だと考えます。

　今年度女性部は、様々な角度から保育者自身の心身を整えたり、フィールドワ－クを通して広い視野を持ったりする体験をし、子ども主体の豊かな育ちに繋がっていく様に学びを深めていきます。　

＜事業＞

　1　総会

　2　研修会

　3　委員会

　4　派遣（女性部長）

青年部

　令和５年12月にこども基本法に基づく『こども大綱』が閣議決定し、こどもまんなか社会の実現へ向け動き始めました。わが国では少子化問題や子育て支援、教育問題等、課題は数多くあります。熊本市内の認可保育園・こども園でも少子化の影響で定員割れや、保育士不足での児童の受入れができない園がある中、熊本市においては、令和６年度から「こども誰でも通園制度（仮称）」を開始することとなりどの様に進めていくのかと不安の残るスタートとなりそうです。変わりゆく保育業界に対応できるよう日々学び、様々な事へ挑戦していきます。

　また、今後の保育園、認定こども園の経営をどう考えていくべきなのかを模索しつつ、新たな保育の在り方とは何か、必要とされていることとは何かを全国の青年部と連携を図り情報を集約し、会員メンバーで学んでいきたいと思います。

　今年度は、『九州は一つ』が合言葉の九州保育三団体青年部協議会の大会を熊本市が担当となります。開催に向けて、スムーズに運営できるよう熊本市保育園連盟青年部一丸となって準備を進めていきます。

　熊本市保育園連盟の行事等にも積極的に参加し、要請のある時には万全の協力体制で望むことで連盟組織へ貢献していきます。　

＜事業＞

　1　企画事業

　2　研修事業

　3　会員研修

　4　広報活動

　5　調査活動

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